入れ歯作りには、以下の三者の連携が不可欠です。
患者様:実際に入れ歯を使用する方
歯科医師:口の中の情報を再現し、最適な設計を行う
歯科技工士:設計に基づき入れ歯を作成する
患者様の要望を踏まえ、歯科医師と歯科技工士が協力しながら細かく調整していくことが、理想的な入れ歯作成のポイントです。
上の歯が出っ歯になっている → 自然な位置に調整
上の歯が見えない → 適切なバランスに修正
下の歯が長すぎて目立つ → 全体の調和を考慮して調整
入れ歯は、一度作ったら終わりではなく、患者様の要望に応じて改善を重ねながら完成度を高めていきます。
良い入れ歯を作るために、患者様、歯科医師、歯科技工士の三者がしっかりとコミュニケーションを取りながら進めることが大切です。
入れ歯作りは、歯科医師、歯科技工士、そして実際に使用する患者様が協力しながら進めることが理想的です。
ここでは、良い入れ歯を作るための基本的な手順をご紹介します。
歯科医師が患者様の口の中の型を取り、石膏模型を作成します。
その際、技工指示書とともに歯科技工士へ送られます。
【技工指示書の内容】
・患者様の性別・年齢
・入れ歯の種類
・入れ歯が装着される部位
技工士が咬合床を作成し、歯科医院に送ります。歯科医師が患者様のかみ合わせの高さを決定します。
歯科医師が以下の要素を決めます。
・頬や上唇の膨らみ
・下唇のへこみ具合
・入れ歯の外形
技工指示書には、歯の大きさ・形・色、歯と床の材質、顔の中央のラインなどの詳細が記載されます。
技工士が仮の床に人工歯を並べ、かみ合わせを整え、歯科医院に送ります。
歯科医師が歯並び、顔の形、唇に対する歯の位置を確認します。 必要に応じて、技工士へ歯の大きさ・形・歯並びの変更指示を出します。
技工士が最終的な仕上げを行い、完成した入れ歯を歯科医院へ送ります。
歯科医師が患者様に入れ歯を装着し、かみ合わせを確認します。 痛みがある場合は、調整を行いながら快適に使えるように仕上げます。
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